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今年もよろすく


by dec311
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サイレン

ホラーというよりもサイコ系。

率直な感想。
恐くは無い。

日本のホラーって想像させる恐さがあると思うんです。
でも最近のは音とか映像で直接的に恐がらせる手法が多いような。
「恐がらせる」というよりも「驚かせる」という表現の方が正しいかも。

宣伝していたとおり音響は中々凄かったです。
サイレンの音なんてものすごい圧迫感を感じました。
サイレンの音以外は…あんまり他の映画と大差ないような。
映画館によって音質変わるってのはありえるものなのでしょうか。

堤監督だからこその映像、演出ってのはあまり感じられませんでした。
「世界の中心で…」をやったあたりから変わっちゃったかなぁ…。
一般受けするような感じになった気がして少し寂しい…。
ケイゾクやトリックのような斬新(今だとそうでもないかも)な映像をもう一度。

謎は謎だけど伏線張りすぎて消化し切れてないです。
全部を消化しろとは言いませんがもう少しだけでも。
犬はどうしたの?とか、なんであれで死なないの?とか。

話は最後の最後にどんでん返しが用意されているので面白いのですが、
結構後味が悪い終わり方なんです。個人的には好きなタイプ。
なんだか乙一の本みたいな。

ホラーかと思って観に行くと失敗。
サイコ系として観たら個人的には当たり。
あと高橋真唯好きも当たり。
ちなみにゲーム(1も2も)には関係ないようなので安心してください。

一応恐い映画なのに屍人のメイクと動き、
セリフに笑いを堪えるのが大変でしたよ。
特にスコップ振り回すところとかもう無理です。


だってもう酔っ払いが暴れてるとしか。
by dec311 | 2006-02-12 20:11 | 映画