今年もよろすく


by dec311
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絶品図書

たまにこういうことがあるから読書は止められません。

赤川次郎「勝手に喋る女」。
ショートショート形式(数ページから長くても10ページ程で終わる物)
の物を初めて読んだのですが、

コレが本当に面白いんです。

ショートショート集なので時間が無いときでもパパっと読めてしまい、
「この話を読んだら止めよう」と思っても止められず…。
結局、一気に読んでしまいました。

中でも「長い長い、かくれんぼ」「告別」は格別です。

「長い長い、かくれんぼ」
普段仕事が忙しく、殆ど会うことが出来なかった父親が突然、
「かくれんぼしよう」と言ってくる。
主人公は隠れる場所としてビルの部屋に隠れるのだが…。

この話のオチに驚かない人はいないでしょう。
特に自分のような「赤川次郎ってこういうオチ書かないだろ」と思ってる人、
読み終わったあとに少しだけイメージが変わりました。
「ああ、こういう話も書く人だったんだ。」みたいに。
驚きのあとにちょっとだけ切なくなる、そんなお話です。

「告別」
余命3ヶ月といわれた主人公。
いきつけの店に別れを告げて自宅に戻ってみると、
そこには弁当箱を持った娘の姿が…。

泣ける…。
たった6ページくらいなのに泣けます。
余命3ヶ月という救われない状況の中、
意外にも小さいことで人間は救われるのかな、なんて思いました。

この本は前半部、後半部に分かれていて、

前半部は上に上げたような話集。
後半部は会社にまつわる話集。

になっています。
後半部も面白いのですが、会社勤めじゃないから面白味が半減。
今日ほど会社勤めじゃないことを悔んだ日はありませんよ。
会社員になりたての人、どうでしょうか?


さて、次は「踊る男」でも読みますか。

追記:
ザンビディスって強いね。
初めて見たときから「小さいシウバ」かと思ってたけど、
本当にそうだったなんて…ああいうファイトスタイル、


ヘビーも見習えよ。
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by dec311 | 2005-05-04 22:34 | 雑記