今年もよろすく


by dec311
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ここ最近読んだりした本

相変わらずの読書ブームが終わる気配がありません。

ここ最近、文章を読む速度が早くなってきたのか、買うペースも速くなってます。
200~300ページの単行本なら40分くらいで読めるようになりました。

そんな自分が最近読んで面白いと思ったのは、

宮部みゆき 「人質カノン」
乙一     「夏と花火と私の死体」
赤川次郎  「ふたり」

の3つです。全てジャンルが違います。雑食ですね。

宮部みゆき 「人質カノン」
巻き込まれていく側の心理状態が凄いです。
この本は短編集なのですが、全てにおいて主人公が主人公では無いんですよ。
主人公は別に居て、その主人公の動きに巻き込まれていく。
実際のところ、普段生活していても、
そうそうに主人公になりえる事ってあまりないですよね。
大抵は主人公の人の周りでチョロチョロしてるだけ。
そんな主人公の動きを端から見ている感覚は面白いです。

乙一 「夏と花火と私の死体」
無邪気な子供の無邪気な殺人。恐くもあり滑稽でもあります。
単純に言ってしまえば、子供が殺しちゃった子を隠すけど、
見付かりそうになるからその都度別の場所へ動かして…の繰り返しです。
読んでみると「こんな聡明な子いないだろ」とか思いますが、
テレビとかに出てくる子供を見てると…うーん、恐いかも。
子供の頃のドキドキ感を味わいたい人は是非。
死体からの目線で語られる物語は斬新です。
ラスト10行の2連発ドンデン返しにはやられました。

赤川次郎 「ふたり」
初めて小説読んで泣きそうになりました。
死んだ姉が自分の中で生き続けるなんて、そりゃ泣きそうになりますよ。
まだ途中までしか読んでないので何とも言えませんが、
もう完全に世界に入り込んじゃってます。やられちゃってます。
自分の中に生き続ける姉がいる以外は普通の生活。
そんな妙に暖かい違和感のある世界がもう…。
何だかちょっとした「嬉しさ」「悲しさ」に一々目頭が熱くなります。

どうですか?読みたくなりましたでしょうか。
これを読んでみて本屋に足を運んでいただけたら嬉しいです。
漫画ばかり読んでいる人、たまには小説を。
小説ばかり読んでいる人、たまには漫画を。
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by dec311 | 2005-04-21 21:35 | 雑記